というのも自分としては大きな出来事がありまして。
約2年前から特定非営利活動法人Re:bitのやっくんとうちの会社(株式会社はぐくむ)で開催している
LGBT学生(一部社会人)向けの就活セミナーを日経新聞で取り上げてもらったのです。
しかも名前まで掲載していただいて。
ここのblogでカミングアウトしたのが約3年前。
それからというもの活動の幅が今まで以上に広がり、人脈も増え、
様々な機会との巡り合いもありました。
いつか自分も新聞やテレビで取り上げられるような、社会に貢献できるような人になりたい
と常々思っていましたが、
小さいとは言えこんなにも早くこのような機会をいただけるなんて思ってもいませんでした。
取材していただきました日経新聞の摂待さん、ありがとうございました。
偶然にも同日に米アップルCEOのティム・クック氏がカミングアウトしたという記事が掲載されていました。(日経さんLGBTを同日に2回も取り上げるなんて素敵)
僕自身を明らかにすることで何につながってほしいのか、それは彼が伝えてくれていました。
私は自分が活動家だとは思わないが、他の人の犠牲から自分がどれほど助けられてきたかに気付いた。
そのため、もしアップルのCEOがゲイだという話を聞くことによって、自分自身を受け入れることに苦労している人が助けられ、孤独を感じている人が慰められるなら、私のプライバシーを犠牲にする価値があると考えた。
恐れ多いですが、僕も全く同じ気持ちです。
少しでも多くの方々にカミングアウトして生きている人生を知ってもらうことで、
そんな生き方もあるんだと、選択肢の1つをつくってもらえればと。
まだまだ志半ばですが、今度はもっと大きく取り上げてもらえるよう、これからも精進していきます!
いつも応援してくださる皆様、本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願いします!
今回取材していただいたLGBT LifeWork Finderセミナーは次回12月16日(火)にございます。
「LGBT×働く」を考えたい方(社会人の方でも参加可能です)は是非!
お申し込みはこちらから。
また12月6日(土)には実行委員として関わっているLGBTアワード「Tokyo SuperStar Awards」をビルボード東京にて開催します!
今年で5年目のこのイベント、LGBTの方だけでなく様々な方に楽しんでいただける内容になっているので、是非ご参加ください!
チケットはこちらから購入できます!
久しぶりの更新にも関わらず、お読みいただきありがとうございました。
平山 裕三
ー後日談ー
家族にはこの件話していなかったのですが、記事を読んだ兄から興奮気味に連絡があり、
「本当、お前はすごいわ。だからこそ、頑張る、いや、活躍する義務があると思う。
アップルのCEOもカミングアウトしたね。頑張るのは誰でも出来るから、ぜひ結果にこだわってね。」
とLINEを送ってきてくれました。
この兄は僕が両親にカミングアウトした際もなかなか理解できない両親を僕に代わって説得してくれました。
本当に頭が上がらない存在で、この兄がいなかったら今ほど家族との関係も良好でなかったかもしれません。
そんな兄から送られてきたこのLINEを見て思わず目頭が熱くなりました。
嬉しかった。
家族には心配かけてる分、なおさらこれからもっと頑張らなきゃいけないですね。
結果にこだわって。
改めて家族に感謝です。