3ヶ月前の8月、ついに30歳になってしまいました。
会社のインターン生からは、「おっさん!三十路!」とイジられる始末…
鼻につかないぶりっ子売り(謎)してたけど、さすがに路線変更しないいけないお年頃!
会社のインターン生からは、「おっさん!三十路!」とイジられる始末…
鼻につかないぶりっ子売り(謎)してたけど、さすがに路線変更しないいけないお年頃!
中学3年生、15歳の時、卒業文集で多くの同級生が学校3年間の思い出を綴ってる中で、
「よりビッグになるために…」というタイトルの決意表明を書くくらい、
自分が大物になることを信じて疑わなかったあの頃から、
もう倍の歳を重ねてしまいました。
まだビッグになる途中にいる僕は、30歳になって改めて、
「自分はこれからどう生きていくか?どう命を使ってもらうか?」
という問いと結構真面目に向き合ってみました。
内観してみて辿り着いた1つの答え。
それは、
それは、
「1人1人が自分の光や美しさを感じ、それを発揮できる世の中を築いていきたい」
ということ。
そして、そこに自分を使ってもらいたいと思いました。
◇◇◇◇◇◇◇
そんな世の中を築いていくためには、3つのフェーズがあって、
そのために仕事とかボランティアとか関係なく活動しています。
【PHASE 1】
「自分とは何ぞや?」という自己理解・自己受容の段階。
これまで自分はどんな人生を歩んできたんだろうか。
今まで向き合えてこなかった自分は、どんな自分か。
僕もカミングアウトする前は、ゲイであることを自分で認められなかったり、
向き合えなかった自分がいました。
なんならそんな自分にすら、気付けていませんでした。
でも豊かな人生を生きていくためには、
そういうのも引っくるめて自分を捉えることが重要で。
でもなかなか1人では見えなかったり、タフで断念してしまいがちなので、
そんな方のお手伝いができればとの想いで、タイムチケットを使って、
個人でも話を聴いていく活動を始め、今やってます。
【PHASE 2】
【PHASE 3】
「自分はこんな人間だ」という自己表現・承認経験の段階。
自分を理解した上で、次に必要なのはそれを今度は
他者に理解してもらうための自己開示。
いわゆるカミングアウト。
そしてそのカミングアウトに対して、
大切な人に承認される経験が必要だと思うんです。
自分にとっても、ものすごーく大事だった。
だから「大切な人へのカミングアウトを応援する」というミッションの
NPO法人バブリングに所属して、活動しています。
10月11日を日本でも「カミングアウトデー」として登録し、
先月の同日には「1011-カミングアウト コレクション-」というイベントも開催しました。
ここに所属しているのは、LGBTを切り口にはしてるけど、
それだけに特化していないから。
あらゆるマイノリティとされている方々にスポットライト当てていきたいし、
マジョリティとかマイノリティとか、そもそもラベリングして判断する、
その構造自体を壊していく活動ができると思ったから。
カミングアウトが全ての正解ではないんだけど、
カミングアウトが選択肢に入れられない世の中にはしたくない。
「自分はこう生きたい」という意思表明・意志の芽生えの段階。
自分を理解して受容して、それを他者に表現して、
その上で最後は、自分はこう生きたい、という未来への宣言。志や夢の表明。
ここまできたら自分の中の光や可能性を感じて、
そしてそれを発揮できる土壌が整うと思うんです。
この3つのフェーズ全てにアプローチしているのが、
株式会社はぐくむという今の会社。
色々周りから言われるし、悩んだりする時もあるけど、
やっぱりはぐくむを大きくして、自分たちが描いている世界観を広めていきたいんですよね。
なかなか結果が出ず常に苦しさと向き合ってきましたが、
去年くらいから少しずつ、地道に積み重ねてきたものが実になってきました。
まだまだ志半ばですが、
それでもやっと、やっとトンネルの先の光がほんの少しだけ見えてきたんです。
遊びたいーーーーーー!と発作が起きることもあるけど、
こんなに働ける、働きたいって思えるって幸せなことだと思う。
あと、それ以外にもチェンジ・ザ・シンポジウムのファシリテーターとしても、
時々関わってます。
このコミュニティの人たちがすんごい好きで。
長くなっちゃうから、それはまた別の機会に。
◇◇◇◇◇◇◇
30歳をきっかけに色々思考して、
今のところの答えと、関わってる活動を紐付けられて、
最近は毎日を気持ちよく過ごしてます。
少しでもより良い未来を築けるよう、
これからも頭と心と身体を動かしていっちゃいます!
写真は、この前行ったバブリングで行った長野での合宿時のもの。
好きな写真。
この写真くらい、今の自分は穏やかで爽やかで、清々しい気分。
2015年もあと1ヶ月ですね。